小顔メイクをモニター3名が実践!別人のように変わった人も!
「小顔に見える9つのメイクテクニック」では、カラーコンタクトやつけまつ毛なしで目を大きく見せる方法や、スッキリ小顔に見えるチークの入れ方など、手軽にできる「小顔メイクのテクニック」をご紹介しましたが、今回は3名のモニターに実際に小顔メイクを実践してもらい、本当に誰でも簡単にできるのか、また気になる小顔メイクの効果を検証!
「面長タイプ」「丸顔タイプ」「ベース型タイプ」と、それぞれ顔形の違う3名のモニターは、普段は全員ナチュラルメイクとのこと。「メイクはあまり上手くない」「いつも同じメイクになってしまう」という3人が、どれだけメイクで変わることができるのか期待を胸にチャレンジ!
【目次】
メイク用品は手持ちのものやプチプラコスメでOK!
小顔メイクには興味はあるものの「そのためだけにメイク用品を買い足すのはちょっと…」「メイクが似合わなかったら買ってもムダになっちゃうかも…」といった理由で二の足を踏む人もいるのでは?
今回用意したメイク用品は全てプチプラコスメ。手持ちのメイク用品で代用する方法も紹介しているので「メイクを変えたいけど失敗したら…」と不安に思っている人も、気軽にトライしてみましょう。
※表示は全て税抜価格
【眉毛】①眉マスカラ《DAISO ¥100》 ②アイブロウペンシル(ブラウン)《DAISO ¥100》③アイブロウパウダー《DAISO ¥100》
【涙袋・目元】
①アイシャドウパレット《DAISO ¥100》②アイライナーペンシル(ブラウン)《DAISO ¥100》③スーパーシャープライナーEX BK-1 《KATE ¥1,100》④ダブルラインフェイカー《KATE ¥1,000》⑤クッションシャドウ《MISSHA ¥710》⑥コンシーラー《DAISO ¥100》⑦アイシャドウパレット《DAISO ¥100》⑧マスカラ下地(ラッシュマキシマイザー)《KATE ¥1,200》⑨マスカラ《FASIO ¥1,200》
【チーク・シェーディング・ハイライト】
①チークパウダー(オレンジ)《DAISO ¥100》②チークパウダー(ベージュ)《DAISO ¥100》③シェーディングパウダー《CANMAKE ¥680》④ハイライター《CANMAKE ¥550》⑤練りチーク(コーラルピンク)《DAISO ¥100》⑥携帯メイクブラシ《DAISO ¥200》⑦携帯メイクブラシ《DAISO ¥300》
【唇】①リップティント《エチュードハウス ¥700》②カラーステイ リップライナー《レブロン ¥1,200》③リップパレット《DAISO ¥100》
顔型によって変わるメイクテクニック!
顔型別チークの入れ方
面長は、頬骨より下に並行に!
面長の人は、斜めにチークを入れると顔が長く見えてしまいます。並行に入れることで頬の長さを短く見せることができるので、頬骨よりちょっと下、耳の中央あたりの位置に、横長に入れましょう。
丸顔は、頬の中心から斜め上に!
ぽっちゃりに見えがちな丸顔の人は、頬の中心からこめかみに向かって斜めにチークを入れ、シャープに見えるようにしましょう。パールが入っていると丸く見えてしまうので、マット系のチークがおススメです。コーラルオレンジ系のカラーなら日本人の肌に合う色なので馴染みが良く、ナチュラルに仕上がります。
ベース型は、頬骨から横長に!
ベース型の人は、骨格がしっかりしていて男性的に見られがちなので、チークで顔に丸みをもたせるようにするのがポイント。にっこり微笑んだ時に一番高くなる頬骨から横長&楕円形に入れましょう。エラや骨格が強調されず、柔らかい雰囲気に仕上がります。
顔型別シェーディングの入れ方
シェーディングやノーズシャドウを濃く入れ過ぎると、不自然に見えて逆効果になるので、フェイスラインは太めのブラシで、ノーズシャドウは細めのブラシでサッと薄く入れるようにしましょう。
面長は、上下に入れて縦幅を減少!
顔が縦に長い面長の人は、額(髪の生え際)とアゴにシェーディングを入れて長さをカバー。顔の両サイドや輪郭に入れると縦のラインを強調してしまうので、入れる場合は少量にしておきましょう。
丸顔は、輪郭に入れて縦長に!
丸顔の人は、ふっくらとした頬にシェーディングを入れてシャープに引き締めましょう。
口元をすぼませた時にくぼむ部分に肌色よりも暗いチークを入れたり、こめかみからあごにかけて輪郭に薄くシェーディングを入れるなど、顔を縦長に見せるようにするのがポイントです。
ベース型は、エラ部分からアゴ先に!
ベース型の人は、張っているエラ部分をシェーディングで目立たなくするのがポイント。エラ部分にシェーディングを入れ、顔に丸みをもたせます。頬骨から上にシェーディングを入れると、かえってエラが目立ってしまう場合があるので、こめかみ部分には入れないように注意しましょう。
【顔型別】モニター3人が実践!別人のように変身した人も!
モニター3人には、まず顔の片側だけ小顔メイクを施して見せ、効果を実感してもらいました。その後、メイクしていない片側を実際にセルフメイクしてもらい、テクニックやプロセスなどをチェック。最後にヘアーをアレンジし、小顔メイクを完成させています。
【面長タイプ】いかに顔を短く見せるかがポイント!
【Kさんのメイクポイント】
❶ぷっくりとした涙袋を作ることで、目を縦に大きく!
❷アイライナーやアイシャドウで目尻を伸ばし、目の横幅もアップ!
❸やや太めの平行眉で、顔の余白を減少!
❹チークは頬骨より下、横長に入れて頬の長さを短く見せる!
❺額やアゴ先にシェーディングを入れ、卵形に!
❻小鼻にも影を入れて、鼻を小さく!
❼薄い上唇をオーバーラインでふっくらボリュームアップ!
【メイク手順を早送り動画でチェック!】
【メイクプロセス】
①涙袋にコンシーラーを塗り、ダブルライン用のライナーでラインを入れる。
②涙袋にパールベージュのアイシャドウを塗り、さらにふっくらさせる。
③アイライナーで目尻よりも+5mm~8mmラインを伸ばして「>」の形になるように目尻を囲み、「>」の隙き間を綿棒でぼかす。
④ブラウンのアイシャドウ、ブラウンのアイラインペンシルで③と同じようにラインを描き、なじませる
⑤ブラウンのアイブロウペンシルで下眉を描き足し、アイブロウパウダーで太めの並行眉を描く。
⑥毛流れに沿ってスクリューブラシで整え、眉マスカラを塗って立体感を出す。
⑦口をすぼませた時に凹む部分をダークベージュのチークでシェーディングし、チークは頬骨より下(笑った時に高くなる部分)にコーラルピンクを塗る。
⑧鼻筋、アゴ、Cゾーンにハイライトを入れる。
⑨ノーズシャドウを入れる(小鼻にも)。
⑩リップペンシルで上唇を大きめに描き、リップブラシで口紅を塗ってメイク完成!
ヘアアレンジでさらに小顔に!
・前髪で顔の余白を少なく!
・ふんわりウェーブで縦長をカバー!
ストレートヘアは面長を強調してしまいがち。髪にウェーブをつけ、ボリュームをもたせることで卵型に近づけます。
(写真は左からノーメイク(まつげエクステ)、普段のメイク、小顔メイク&小顔ヘア)
【使用コスメ】商品番号&商品詳細は上記「メイク用品は手持ちのものやプチプラコスメでOK!」参照
《目元・涙袋》コンシーラー⑥、ダブルラインフェイカー④、アイライナー③、アイシャドウ⑦、アイライナーペンシル②
《眉》アイブロウペンシル②、アイブロウパウダー③、眉マスカラ①
《チークなど》チークパウダー②、練りチーク⑤、ハイライター④、シェーディングパウダー③、携帯メイクブラシ⑦
《唇》リップペンシル②、リップパレット③
【Kさんの感想】
今回小顔メイクを教えて頂き、たくさん新たな発見がありました!
まず私の苦手とする眉毛。いつも自眉をなぞって色を付けるだけでしたが、自眉の足らないところをペンシル・パウダー・ブラシと3つの工程で仕上げ、綺麗な太眉に!いつもと雰囲気が変わり、眉毛のおかげで旬な顔になったと思います。
次に目元のメイク。いつもは適当にアイラインを引いていましたが、 インラインを入れることで、より大きな目になることができました。
一番驚いたのは、涙袋。線をひくことで、よりぷっくりとした涙袋に!涙袋の下に線を引くという考えはなかったので、とても勉強になりました。
また、顔周りにハイライトやシェーディングを入れることで、悩みの面長が解消されたのも嬉しかったです。テクニックをたくさん教えて頂いたので、ぜひ実践してみたいと思います。
【丸顔タイプ】ハイライトとシェーディングで卵型に!
【Nさんの小顔メイクポイント】
❶アイラインやアイシャドウで目尻を伸ばし、横幅を広げて目を大きく!
❷ふっくらとした涙袋と切れ長メイクで目を大きく!
❸シェーディングやチークで丸顔を縦長の印象に!
❹ハイライト&シェーディングで鼻筋をスッキリ!
❺ぷっくり唇でさらに小顔の印象に!
【メイク手順を早送り動画でチェック!】
【メイクプロセス】
①アイホールにパールベージュ、二重部分にブラウンのアイシャドウを塗る。
②ダブルライン用のアイライナーで二重の線をなぞり、ラインを入れる。
③アイライナーで目尻よりも+5mm~8mmラインを伸ばして「>」の形になるように目尻を囲み、ブラウンのアイシャドウでラインをなぞって「>」の隙き間を埋める。
④涙袋にコンシーラーを塗り、パールベージュのアイシャドウを塗る。にっこり笑って涙袋の位置を確認し、ダブルライン用のアイライナーでラインを入れる。
⑤ビューラーで上まつ毛をカールし、マスカラ下地を上下まつ毛に塗った後、マスカラを塗る。
⑥アイブロウペンシルで下眉を描き足し、太めの眉に。毛流れに沿ってスクリューブラシで整え、眉マスカラを塗って立体感を出す。
⑦口をすぼませた時に凹む部分、フェイスライン、髪の生え際に薄くシェーディングパウダーを塗る。
⑧こめかみに向かって斜めにベージュのチークを入れ、笑った時に高くなる部分にコーラルピンクのチークを塗り、指でなじませる。
⑨鼻筋、アゴ、Cゾーンにハイライト、鼻にシェーディングパウダーを薄く塗る。
⑩リップペンシルで上唇を大きめに描き、リップティントを塗ってメイク完成!
ヘアアレンジでさらに小顔に!
・前髪を斜めにおろして、顔の余白を少なく!
・トップにボリュームをもたせることで、フェイスラインがシャープに!
(写真は左から眉以外ノーメイク、普段のメイク、小顔メイク&小顔ヘア)
【使用コスメ】商品番号&商品詳細は上記「メイク用品は手持ちのものやプチプラコスメでOK!」参照
《目元・涙袋》アイシャドウ①、ダブルラインフェイカー④、アイライナー③、アイライナーペンシル②、コンシーラー⑥、マスカラ下地⑧、マスカラ(本人私物)
《眉》アイブロウペンシル②、アイブロウパウダー③、眉マスカラ①
《チークなど》シェーディングパウダー③、チークパウダー②、練りチーク⑤、ハイライター④、携帯メイクブラシ⑦
《唇》リップペンシル②、リップティント①
【Nさんの感想】
メイクの仕方で印象がこんなにも変わるのか!ととても驚いた1日でした。
今までは、雑誌やインターネット等で色々なメイクの仕方の特集を読んでも、それを実践したところで正解が良く分からず何もしないで終わることが多かったです。
それが今回、プロの人にやってもらわないとできないと思っていたことが自分でもできるようになり、メイクの幅が広がったことがとても嬉しいです。
私が一番気になったテクニックは、シェーディングとハイライトの使い方です。 私自身、丸顔と鼻が大きく丸いのが気になるところでしたが、その悩みが解消されるくらい変化があって衝撃的でした。早速取り入れたいと思います!
【ベース型タイプ】エラをカバーして丸みをプラス!
【Mさんの小顔メイクポイント】
❶ふっくらとした涙袋と切れ長メイクで目を大きく!
❷少し長めのなだらかな眉で、丸みと柔らかさをプラス!
❸チークを外側に入れることでエラが目立たなく!
❹エラ周りのフェイスラインをシェーディング。
フェイスラインの角がとれ、ハイライトで顔がさらに卵型に!
❺ぷっくり唇でさらに小顔に!
【メイク手順を早送り動画でチェック!】
【メイクプロセス】
①アイホールにパールベージュ、二重部分にブラウンのアイシャドウを塗る。
②アイライナーで目尻よりも+5mm~8mmラインを伸ばした後、ブラウンのアイシャドウで同じようにラインを描く。
③ブラウンのアイシャドウで(目尻から黒目の外側位まで)下ラインを描き、「>」の部分も埋める。
④ダブルライン用のアイライナーで二重の線をなぞり、ラインを入れる。
⑤にっこり笑って涙袋の位置を確認しながらパールベージュのアイシャドウを塗り、ダブルライン用のアイライナーでラインを入れる(ラインが濃い場合は綿棒でぼかす)。
⑥ビューラーで上まつ毛をカールし、上下まつ毛にマスカラを塗る。
⑦アイブロウペンシルで下眉を描き足し、アイブロウパウダーで太めの眉に仕上げる。
⑧フェイスラインに薄くシェーディングパウダーを塗り、こめかみに向かって斜めにコーラルピンクのチークを入れる。
⑨鼻筋にハイライトを入れた後、ノーズシャドウを入れる。
⑩リップペンシルで上唇を大きめに描き、リップティントをブラシで塗ってメイク完成!
ヘアアレンジでさらに小顔に!
・髪の毛でエラを無理に隠すのではなく、内巻きにして丸みをカバー。フェイスラインの角が気にならなくなり、柔らかなイメージに!
・菱形のヘアースタイル(トップに高さを出して、首元にくびれを作る)で、小顔効果がさらにアップ!
(写真は左からノーメイク、小顔メイク、小顔メイク&小顔ヘア)
【使用コスメ】商品番号&商品詳細は上記「メイク用品は手持ちのものやプチプラコスメでOK!」参照
《目元・涙袋》アイシャドウ⑦、アイライナー③、アイシャドウ①、ダブルラインフェイカー④、マスカラ⑨(映像では本人私物を使用)
《眉》アイブロウペンシル②、アイブロウパウダー③
《チークなど》シェーディングパウダー③、チークパウダー②、チークパウダー①、ハイライター④、携帯メイクブラシ⑥、⑦
《唇》リップペンシル②、リップティント①
【Mさんの感想】
実際に指導を受けながらメイクをしてみると、普段どれだけ漫然と化粧をしていたか痛感しました。 自分の顔の形はわかっているつもりでも、生かす方法を知らなかったと言うか…。 今回、自分の顔についてよくわかりましたし、いつものメイクにハイライトとシェーディングを追加するだけでもぐっと印象が垢抜けるので、これは本当にマジックのようですね。
華やかなシーンでも対応できそうなので、そういう機会には教えてもらった方法でお化粧をして参加してみようと思います!
まとめ
「面長」「丸顔」「ベース型」と顔型が違う3人のモニターに小顔メイクを試してもらいましたが、意外に簡単なテクニックで驚くほど変わることができました。
ナチュラルメイクの人にとってはメイクが濃い、と思うかもしれません。そんな時は、普段通りのメイクをした後で「チークだけ2色使いしてみる」「涙袋だけ作ってみる」「シェーディングだけ入れてみる」など、ポイントになるものだけをプラスしてみましょう。自然な仕上がりなのに、小顔効果を発揮してくれるはずです。
顔立ちはもちろん肌の色や髪の色など人それぞれですから、どんな色やメイク法が似合うのかは実際にやってみないとわからないもの。3人のモニターの方々の変化を見ても、メイクひとつで別人のように変わることが可能ですから、ぜひ実践してメイクを楽しんでみてください。