ツケマもカラコンも必要なし!小顔に見える9つのメイクテクニック!
「メイクで顔が小さく見せられたら…」と思っている女性は多いはず。
とはいえ「カラーコンタクト」や「つけまつ毛」などで目を大きくして小顔に見せる方法は、人によっては派手になり過ぎたり、そこだけが悪目立ちして逆効果になってしまうことも…。
そもそも「メイクはあまり得意じゃない」という人にとって「小顔メイク」と聞いただけでハードルが高く、「難しそう」「手間がかかりそう」と二の足を踏んでしまっている人も多いのでは?
そこで今回はカラーコンタクトやつけまつ毛なしで目を大きく見せる方法や、スッキリ小顔に見えるチークの入れ方など、誰でもできる「小顔メイクのテクニック」をご紹介!時短で簡単な方法なので、ぜひ普段のメイクに取り入れて小顔効果を実感してみてください。
【目次】
時短で簡単!小顔メイクテクニック!
【小顔テク❶】ふんわり太めの眉で目を大きく見せる!
→アイブロウ用のペンシルとパウダーで下眉を足す感じで描いていき、スクリューブラシで整えた後、眉マスカラを塗ってナチュラルな太めの眉に。
【小顔テク❷】目尻を伸ばして横に大きく!
→アイホールにベージュ系、二重幅にブラウン系のアイシャドウを塗った後、ブラウンのアイライナーで目尻より長めにラインを引いて目を大きく!
【小顔テク❸】上まぶたにインラインを入れパッチリ目元に!
→インライン(まつ毛の内側にアイラインを引く)で、自然な目ヂカラを演出!
【小顔テク❹】ダブルラインで二重を強調!
→繊維入りのマスカラ下地を塗った後、マスカラを塗り、ダブルライン専用のライナーで二重の線をなぞってパッチリ目に!
【小顔テク❺】涙袋を作ってさらに大きな目に!
→肌なじみの良いベージュ系のアイシャドウを涙袋に塗り、ダブルライン用のアイライナーで涙袋の中央部分にラインを入れます。
【小顔テク❻】2色のチークで立体的に!
→口をすぼませた時に凹む部分に肌より暗い色のパウダーチーク、笑った時に一番高くなる頬の位置にコーラルオレンジ系のチークを入れます。(時短で暗い色のチークをシェーディングパウダー代わりに使っています)。
※付属のブラシよりも、ある程度ボリュームのあるブラシを使うとぼかしやすく、簡単に肌に馴染ませることができるのでおススメです。
【小顔テク❼❽】ハイライトとノーズシャドウでさらに小顔に!
→Cゾーン、鼻筋、アゴ先にハイライトを入れ、さらにノーズシャドウを入れることで立体感のある小顔に!
【小顔テク❾】厚みのある唇は、顔を小さく見せる効果も!
→上下の厚みが違う場合、厚みのある方に合わせてボリュームアップ!
メイクテクを詳しく紹介!
【小顔テク❶】ナチュラルな太眉&眉マスカラで小顔に!
細い眉は、顔の余白部分が目立って顔が大きく見えてしまいます。眉毛が細い人はアイブロウペンシルなどで眉の下部分を描き足し、眉中から眉尻まで、あまり角度をつけずに自然につなげましょう。
また眉が下がっていると、顔が下方向に強調されて顔全体がもったりとした印象に。眉山をやや上の位置に変えて上昇ラインを作り、眉尻が眉頭より下がらないようにするのもポイントです。
ふんわり太眉の描き方
①ブラウンのアイブロウペンシルで下眉を描き足し、ライトブラウンのアイブロウパウダーでやや太めの並行眉を描きます。
→アイブロウの色は、髪の色とのバランスを見て選ぶのがポイント!
②眉マスカラで、眉頭は毛を起こすように整え、それ以外の毛は眉尻に向かって流します。立体感が出るので眉の存在感が自然にアップ。
→毛流れに沿ってスクリューブラシで整え、眉マスカラで立体感を出しましょう。
【使用コスメ】商品詳細は上記「使用したのはプチプラコスメ!」参照
【小顔テク❷❸】インライン&目尻を伸ばして目を大きく!
デカ目を作るメイクプロセス
①アイシャドウはオレンジやベージュ、ブラウン系がナチュラルな仕上がりになるのでおススメです。ただし、アイシャドウが濃すぎるとキツい印象になったり、目元がくすんで見えるので注意しましょう。
②ブラウンのアイライナーペンシルで、上まぶたの目尻から+5mm〜8mmまでラインを長めに引き、伸ばしたラインの先から、下まぶたの黒目の端くらいまで「>」の形になるようにラインを引きます。
③「>」の内側部分をブラウンのアイブロウペンシルで埋めていきます(ラインが濃すぎる場合は、綿棒でやさしくぼかしましょう)。
④黒のリキッドアイライナーで、インライン(=まつ毛の内側にアイラインを引くこと)を入れ、自然な目ヂカラを演出します。
→ナチュラルメイクを目指すならブラックよりもブラウン!
→アイラインは目のキワに細く!
アイラインが太過ぎると、目が小さく見えてしまう可能性大!
→ラインは跳ね上げず、真横に伸ばす!
【小顔テク❹】ダブルラインでさらに目を大きく!
自分の二重のラインをダブルライン専用のリキッドライナーでなぞると、二重幅がハッキリするので目が縦に大きくなり、小顔効果がさらにアップ!
ダブルライン専用のライナーなら薄くナチュラルな線なので、目を閉じても自然ですし、涙袋のラインを入れる時にも使えるのでおすすめです。
専用のライナーを持っていない場合は、アイブロウ用のリキッドライナーを代用してもOK。その場合はブラウン系のライナーを使い、ラインが濃くて目立ち過ぎる場合は綿棒で馴染ませましょう。
→リキッドライナーで二重のラインを強調!パッチリ大きな目に!
【小顔テク❺】ぷっくり涙袋で顔の余白を少なく!
目の下にぷっくりとした涙袋があると、目の縦幅が広がって顔の余白が少なくなり、小顔効果大!
ぷっくり涙袋は、明るいカラーのアイシャドウとラインで作る!
①にっこり笑って涙袋の位置を確認しながら、涙袋にベージュ系のアイシャドウ、またはナチュラルに仕上げるならコンシーラーを塗ります。
肌がくすんでいたりクマがあると、白っぽい色を肌にのせるとグレーに見えることがあるので、その場合はコンシーラーで肌色を整えてから塗るようにしましょう。
→自然な仕上がりにしたかったら、涙袋に入れる色は肌なじみの良いベージュ系で!
②にっこり笑って涙袋の位置を確認しながら、ダブルライン用のアイライナー(ブラウンのアイブロウライナーでもOK)で涙袋の中央部分にラインを入れ、影を作って涙袋を強調!影が目立ち過ぎてしまった場合は綿棒でぼかし、なじませましょう。ふっくらボリュームのある涙袋になれば目の縦幅が広がり、頬の余白が気にならなくなります。
→全体的にラインを引いてしまうと不自然に!黒目の外側までにして目尻側は空けるのがポイント!
【小顔テク❻】2色のチークで立体的に!
肌より暗い色のパウダーチークとメインにしたいカラーのチークを組み合わせることで、顔がぐっと立体的になり小顔効果がアップ!
立体的に見えるチークの入れ方
①口をすぼませた時に凹む部分に、肌より暗い色のパウダーチークを塗ります。自然にくぼむ部分に(耳の横からアゴ先にかけて広範囲に)シェードカラーを入れることで不自然にならず、ナチュラルな仕上がりに!頬がすっきり引き締まって見えます。
時短ポイントは、ボリュームのあるブラシを使うこと。パウダーチークがぼかしやすく、簡単に肌に馴染ませることができます。付属のブラシを使う場合は、指でぼかすなどして肌に馴染ませましょう。
②メインのカラーのチークを頬の一番高い部分(にっこり微笑んだ時に一番頬が高くなる部分)に入れることで、立体感がアップ!チークを丸く入れると太って見えてしまうので、こめかみに向かって斜めに入れるようにしましょう。
→メインのチークはお好きな色を使ってOK。ナチュラルに仕上げたいなら、肌馴染みが良いコーラル系ピンクやコーラル系オレンジがおススメです。
【小顔テク❼】ノーズシャドウで鼻を小さくスッキリと!
明るめのカラーで光を演出することをハイライト、肌よりやや濃い目のカラーで影を作ることをシェーディングといいますが、どちらも「薄く」が鉄則!
特にシェーディングを濃く入れ過ぎると、不自然に見えて逆効果になるので、フェイスラインは太めのブラシで、ノーズシャドウは細めのブラシでサッと薄く入れるようにしましょう。
ノーズシャドウの入れ方
①眉の内側から鼻の両サイドに細く影を入れます。ただし影を長く入れ過ぎると鼻が長く見えて、間延びした印象になってしまうことがあるので、バランスを見ながら入れるようにしましょう。
②小鼻のふくらんでいる部分にシェーディングパウダーで影を入れます。小鼻横にブラシや指で薄く影を入れることで鼻の横幅が目立たなくなり、鼻全体が引き締まって見えます。
【小顔テク❽】ハイライトでさらに立体感をアップ!
ハイライトを入れるポイント
【鼻筋】
太く入れると膨張して大きく見えてしまうので注意!鼻の先端にかけて薄く細く入れましょう。
【Cゾーン】
眉下からアイホール、目の下から頬骨にかけてCの字を描くようにハイライトを入れてみましよう。顔にメリハリが出て立体感が生まれ、小顔効果が期待できます。
特に顔のくすみが気になる時には、Cゾーンにハイライトを入れるとツヤ感や透明感がアップするのでおススメです。
【アゴ先】
アゴの一番膨らんでいる部分にハイライトを入れると小顔効果だけでなく、二重アゴやタルミをカバーする方法としても効果的です。
【小顔テク❾】唇をボリュームアップして小顔に!
ふっくら厚みのある唇はセクシーなうえに、顔を小さく見せる効果も!
リップペンシルやリップブラシでラインをくっきり描き、口角がキュッと上がった口元に仕上げましょう!唇にメリハリが出ると、顔が引き締まって見えますよ。
リップの色は濃い色は避けて、肌馴染みの良いピンクやベージュ系のナチュラルな色を選びましょう。オーバーラインでも自然な仕上がりになります。
→唇が薄い人は、オーバーラインで丸みをプラスしてボリュームアップ!
→上下の厚みが違う場合は、厚みのある方に合わせるとバランスが良く!
→唇が厚い人は唇のサイズは変えず、ラインをくっきり描いて口角をアップ!
より丁寧なメイクで小顔に!顔型別メイクテクニックを紹介
顔型別チークの入れ方
面長は、頬骨より下に並行に!
面長の人は、斜めにチークを入れると顔が長く見えてしまいます。並行に入れることで頬の長さを短く見せることができるので、頬骨よりちょっと下、耳の中央あたりの位置に、横長に入れましょう。
丸顔は、頬の中心から斜め上に!
ぽっちゃりに見えがちな丸顔の人は、頬の中心からこめかみに向かって斜めにチークを入れ、シャープに見えるようにしましょう。パールが入っていると丸く見えてしまうので、マット系のチークがおススメです。コーラルオレンジ系のカラーなら日本人の肌に合う色なので馴染みが良く、ナチュラルに仕上がります。
ベース型は、頬骨から横長に!
ベース型の人は、骨格がしっかりしていて男性的に見られがちなので、チークで顔に丸みをもたせるようにするのがポイント。にっこり微笑んだ時に一番高くなる頬骨から横長&楕円形に入れましょう。エラや骨格が強調されず、柔らかい雰囲気に仕上がります。
顔型別・シェーディングの入れ方
面長は、上下に入れて縦幅を減少!
顔が縦に長い面長の人は、額(髪の生え際)とアゴにシェーディングを入れて長さをカバー。顔の両サイドや輪郭に入れると縦のラインを強調してしまうので、入れる場合は少量にしておきましょう。
丸顔は、輪郭に入れて縦長に!
丸顔の人は、ふっくらとした頬にシェーディングを入れてシャープに引き締めましょう。
口元をすぼませた時にくぼむ部分に肌色よりも暗いチークを入れたり、こめかみからあごにかけて輪郭に薄くシェーディングを入れるなど、顔を縦長に見せるようにするのがポイントです。
ベース型は、エラ部分からアゴ先に!
ベース型の人は、張っているエラ部分をシェーディングで目立たなくするのがポイント。エラ部分にシェーディングを入れ、顔に丸みをもたせます。頬骨から上にシェーディングを入れると、かえってエラが目立ってしまう場合があるので、こめかみ部分には入れないように注意しましょう。
使用したのはプチプラコスメ!ALL ¥1,200以下!
いざ必要なメイク道具を揃えようと思っても「メイクを変えたいけど、実際にやってみたら自分には似合わないかも…」「メイクに手間がかかるようなら、2〜3回で使わなくなりそう」など、不安はつきもの。
そんな時の強い味方がプチプラコスメ!最近のプチプラコスメは発色、質感、使い勝手も良く、お財布にも優しいので、賢く取り入れてメイクを楽しんでみましょう。
※表示は全て税抜価格
【眉毛】①眉マスカラ《DAISO ¥100》 ②アイブロウペンシル(ブラウン)《DAISO ¥100》③アイブロウパウダー《DAISO ¥100》
【涙袋・目元】
①アイシャドウパレット《DAISO ¥100》②アイライナーペンシル(ブラウン)《DAISO ¥100》③スーパーシャープライナーEX BK-1 《KATE ¥1,100》④ダブルラインフェイカー《KATE ¥1,000》⑤クッションシャドウ《MISSHA ¥710》⑥マスカラ下地(ラッシュマキシマイザー)《KATE ¥1,200》⑦マスカラ《FASIO ¥1,200》
【チーク・シェーディング・ハイライト】
①チークパウダー(オレンジ)《DAISO ¥100》②チークパウダー(ベージュ)《DAISO ¥100》③シェーディングパウダー《CANMAKE ¥680》④ハイライター《CANMAKE ¥550》⑤携帯メイクブラシ《DAISO ¥200》⑥携帯メイクブラシ《DAISO ¥300》
【唇】①リップティント《エチュードハウス ¥700》②カラーステイ リップライナー《レブロン ¥1,200》
まとめ
短時間で効果的な小顔メイクテクニックを紹介してきましたが、いかがでしたか?
もともと顔立ちがはっきりしている人や、普段あまりメイクをしていないという人は、全て取り入れてしまうとメイクが濃い印象になってしまうかもしれません。まずは実際に色々試して自分の顔をよく観察し、自分に合うテクニックを取り入れていきましょう。
ナチュラルメイクが好きな人は、一通りいつものメイクをした後でバランスを見ながら「チークで立体的に」「涙袋をふっくらさせる」「ノーズシャドウとハイライトで鼻を高く」など、ポイントになるものをプラスすれば、自然な仕上がりに!
大切なのは、“ラインを太く&濃く描かない” “アイシャドウを濃く塗り過ぎない” “マスカラを塗り過ぎない” など、やりすぎて不自然だったり悪目立ちしないようにすること。アイラインを塗ったらアイシャドウでぼかす、アイシャドウは指や綿棒でぼかすなど、肌に自然になじませることを心がけましょう。仕上がりがかなり違ってきますよ。